おススメの国立高専過去問題集のレビュー【東京学参編】

B!

たかっち
今回は、東京学参社が出版している国立高専の過去問題集をレビューを行います。
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メリット

↓2023年度最新版です↓

問題は過去6年分収録


東京学参社が出版している高専の過去問は、以前は5年分収録でしたが、数年前から6年分収録になっています。

一般的には、6年間分を2回通りやれば、国立高専入試がどういった問題か大体判るかと思います。

出題内容分類表で傾向を分析


冒頭に5教科の過去5年分の分野毎の出題内容の分類表が載っており、出題傾向が一目でわかるようになっており、勉強する際に非常に役に立ちます。

合否を分けた問題を徹底解剖


前年度の教科毎の問題で、合否のキーポイントとなった箇所をピックアップし、解き方を丁寧に解説しています。

分類マークが書かれている解答・解説付き


解答・解説には、「基本」「重要」「やや難」の分類マークがついており、基本は受験生必須問題、重要は入試頻出問題、やや難は合格率向上問題となっており、答え合わせをした際に難易度が判るようになっています。

「やや難」の問題は、正解率が低い場合が多いので、解けたら合格率を高める事ができるので、じっくり取り組む事をオススメします。

デメリット

ブック形式になっているため、使いづらい

東京学参社の問題集はB5サイズのブック形式になっているため、自宅で入試と同じように問題を解くときに、いちいち本を開かないといけないので、非常に使いづらいです。

また、過去問は数回行うのが理想ですので、その場合はコピーを取る必要があります。しかしながら、ブック形式の為、いちいち本を開いてコピーをとらないといけません。

裁断代行サービスで裁断するのがおススメ

私の場合、「裁断代行サービス」を行っているコピー屋さんに持っていき、問題集を裁断してもらいました。

裁断は、裁断機を購入して自分で行う方法もありますが、代行サービスに頼んだら、スピーディにやってくれ、出来上がりが大変綺麗で、料金も500円以下で行ってもらえます。

※裁断の料金につきましては、お近くの裁断代行を行っているお店にお問い合わせ下さい。

裁断されると一括コピーがスピーディー

同じくコピー屋さんで、裁断した問題集を両面コピー機でコピーを頼めば、問題集をトレイにセットするだけで、かなりスピーディに両面コピーをする事ができます。

※複製の利用は、著作権の関係上、個人利用に限ります。

国語の問題が一部掲載されていない

東京学参の国語の過去問で平成26年平成28年の小説問題が著作権の関係で掲載されていません。

画像のように空白になっています。ですので掲載されいない年の国語の点数は正しく計算することはできません。

その他の4教科に関しては全て掲載されています。どうしても気になるようでしたら、教英出版社の国立高専の過去問題集の購入をおススメします。

 

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実際の入試の問題とレイアウトが違う

東京学参の過去問はB5サイズに収録するために、実際の入試問題のレイアウトを再編集して収録しています。

この問題集のみで国立高専の勉強をして、いざ本番の試験でレイアウトの違いに違和感を感じるかもしれません。国語を例に上げてみます。

東京学参の問題のレイアウト

教英出版社のレイアウト

上が東京学参で下は教英出版社です。本番の試験にほぼ近いレイアウトは、教英出版社の方ですので気になるようでしたら、教英出版社の国立高専の過去問題集の購入をおススメします。

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さらに過去の問題をやりたいなら

6年間の過去問で足りない場合は、Amazon等で中古の過去の問題集も売っています。
東京学参 高専過去問

私もさらに過去の問題集(平成20年度~平成25年度)を買いました。平成25年度分が被ってしまいましたが、平成20年度~平成30年度の11年間分の過去問を息子に与えました。

但し、10年前ともなると出題の傾向も違いますし、問題も現在はマークシート式ですが、平成27年度以前は記述式なので参考にならない箇所もあるかと思います。

あと、重要なことが一つ。過去問を完璧に解けるようになっても、同じ問題は出ることはありません。問題集の最初に載っている、出題内容分類表で重要な部分を重点的に理解できるように勉強しましょう。

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たかっち
入試まで、時間がない人は、平成28年度以降のマークシートの問題を重点的に行う事をおススメします。
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