15年間分の出題された論説文を調べました
国立高専の入学者選抜学力検査で、平成20年度から令和4年度までの15年間分の国語に出題された「論説文」を紹介します。
(※令和3年度以降は追試分も含めています。)
平成20年度の論説文
平成21年度の論説文
平成22年度の論説文
平成23年度の論説文
平成24年度の論説文
平成25年度の論説文
平成26年度の論説文
1958/6/17販売 ジャンル:科学平成27年度の論説文
平成28年度の論説文
平成29年度の論説文
2000/11/20販売 ジャンル:経済学平成30年度の論説文
平成31年度の論説文
2018/4/6販売 ジャンル:紀行文令和2年度の論説文
令和3年度の論説文
令和3年度の論説文(追試分)
令和4年度の論説文
2020/12/17販売 科学読み物令和4年度の論説文(追試分)
高専で出題される論説文の傾向
論説文は、殆どのジャンルが「化学・工学系」からの出題でした。高専の試験なので当たり前なのかもしれません。
ただ、平成29年度は「経済学」、平成30年度は「社会学」、平成31年度は「紀行文」、そして令和2年度は「エッセイ」と最近は傾向が変わって来ているような気がします。
平成26年度に出題された、「科学の方法」の販売年が1965年というのが驚きです。高専過去問で出題された箇所を読みましたが、今でも古くない内容だと思います。
試しに1冊買って読んでみました
試験の問題は、上記の本からの一部抜粋なので、ちょっと全部読んだみたいなと思った1冊だけ、Amazonで購入しました。
平成27年度に出題された、中村桂子著の「科学者が人間であること」です。
一回読んだだけでは、難しかったです(汗) 科学が苦手な人は少し眠たくなる内容かもしれません。
試験問題では、省略されていますが、本では見出しが書かれており、文章の構成は大きく3つに分かれていることが解ります。
要約して構成がわかれば、著者の主張が理解でき、設問の正解も導きやすくなります。
まとめ
国立高専の論説文問題を攻略するには、とにかく要約する力を養う事、これに尽きます。
しかし、要約力は、一朝一夕では身につきません。他の4教科よりも出来るだけ早く、対策に取り掛かりましょう。
要約力アップの勉強は、こちらの記事を参考にしてみてください。
たかっち
論説文では、筆者がどのような意味で語句を述べているのか、その文章の中での意味を、文脈をおさえて的確に読み取るのが重要です!