国語力アップ! 読解力を深める方法

 

たかっち
今回は、国立高専国語の論説文対策として実際に行ったトレーニング方法を解説します。
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国語は5教科の中で最も対策が難しい

高専の国語の過去問をご覧になられたらわかりますが、とにかく論説文、小説の分量が多いです。
これを50分で解かないといけないので、いかに国語力があって、正しく読むかがポイントになります。

正しく読む力(読解力)は、理科や社会と違い、一朝一夕で身につくものではありません。
高専に合格するためには、早めの対策が必要となります。

読解力をつける為には

高専の論説文は、科学や工業系の分野の本からの抜き出した問題が多いです。
論説文は、重要なポイントを文章内より見つけ、それを要約し、筆者が一番言いたい事を読み取ることが重要です。

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要約力アップの為にオススメの勉強法

三色ボールペントレーニングで要約力アップ

要約力を高めるには、どうすればよいか、ネットで色々と調べて、私の息子には斎藤孝著の「三色ボールペンで読む日本語 (角川文庫)」をAmazonで購入し実践させました。

三色ボールペンのルール

三色ボールペンのルールはとてもシンプルです。
三色ボールペンの線引きルール

青色  客観的に「まぁ大事」と思う箇所に線を引きます。
赤色  客観的に「最も大事」と思う箇所に線を引きます。
緑色  主観的に自分が「これは面白い」と思う箇所に線を引きます。

客観的とは、「第三者が読んでもそう思う」という事で、赤色の線を引いたらその部分は誰が読んでも最も重要な部分ということです。

主観的とは、「自分が読んだらこう思う」という事で、緑色の線を引いたらその部分は、自分自身がとても興味をもった部分ということです。                                                                                                   

具体的な実践方法

3色ボールペンの勉強法は、家にある本や教科書なんでも構いませんので、どんどん読んで自分が感じるがままに自由に3色を駆使して線を入れていきましょう。

スクラップブックに社説を切り貼りし三色ボールペントレーニングを実施

息子には、新聞の社説を切り抜いて、スクラップブックに貼り、毎日実践させました。
社説は大体どの新聞社でも、2本の記事で書かれており、そのうちの1本が大体800~1000文字ですので要約のトレーニングには最適です。
社説での実践は、普段新聞を読んでいない人にとって、いい社会情勢の勉強にもなります。

あと、社説を読んでいて知らない単語が出てきたら、辞書で調べさせました。語彙力の勉強にもなりますよ。

スクラップブックに社説を貼り付け

高専では、国語&社会といった文系科目は、普通高校に比べたら圧倒的に少ない為、更なる要約力アップと最新の社会情勢を知ってもらう目的で、高専合格してからも、社説の3色ボールペンのトレーニングは毎日続けています。

現在、スクラップブックも15冊たまりました。

最後に

3色ボールペンのトレーニングは、すぐ効果が上がるわけではないので、毎日コツコツ行うことが大切です。

慣れないうちは、青色の線ばっかりになると思います。トレーニングを続けることで重要ポイントが把握できてくるようになります。

そして、要約力が付いて来れば、「この本のストーリーはどんな話?どこが面白かった?」と聞かれたらスラスラとあらすじと自分が面白かったと感じる箇所の説明することが出来るようになります。

たかっち
3色ボールペンを使ったトレーニングは、この本でも解説されているように小説等で行うのも効果があります。本に線を引くのに抵抗がある人は、是非、新聞等の社説をスクラップブックに貼るやり方をオススメします。
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