高専のデメリットの一つとして高卒は大卒扱いではない

今回は、高専卒の学位について話そうと思います。

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高専卒は、メーカーから引く手あまたです

高専は入学してから5年間、主に機械系、電気系、情報系、化学系等の専門的な勉強を行います。

そして、高専卒業後は即戦力として、有名大手企業からの求人が多く、就職率は、ほぼ100%です。

高専のオープンスクールで、高専5年生に就活の話を聞くと、何十社からもラブコールを受けて、就職先は、すぐに決まったという学生さんが多かったです。

最近では、大学卒でも就職先が簡単には決まらない学生さんも多い、なんて話を聞くと雲泥の差です。

高専卒の学位は短大卒と同じ!?

但し、高専卒の就職は、気にかけなければならない点もあります。それは学位に関わる事です。

高専卒業時に授与される学位は、4年制大学卒業後に授与される学士ではなく準学士(短大卒業相当)です。

高専は5年間の一貫教育を行う高等教育機関です。授業の内容は、優れたエンジニアを育てる為、専門的な知識を教えますが、単純に習う期間だけ比べたら、高専5年は、高校3年+短大2年と同じなので、高専卒は短大卒業相当と扱われるのは世間一般的な企業では、確かにそうなのかなと思います。

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就職したら高専卒は、大卒に比べたら不利な事も多い

高専卒の人が、有名大手企業に就職した場合、準学士という事で、給与体系は、大卒・大学院卒よりも低くなるのが一般的です。

また、学歴社会を重視する会社に就職すると、大卒・大学院卒と同時期に入社しても出世のスピードに差が付く場合もあります。

私自身、4年制大学卒業後、某大手電機メーカーに就職しました(現在は退職しています)が、高専卒の同期生が数人いました。

とても能力があるにも関わらず、基本給は大卒の私より低く、出世も私のほうが早かったです。

(もちろん、学歴に関係なく本人の能力を重視して給与アップしたり出世する会社も沢山ありますよ。)

高専専攻科を卒業したら大卒扱い!?

高専に入学して、準学士ではなく学士をもらう方法は2つあります。

一つは高専卒業後に就職はせず、専攻科コースに進む事です。専攻科を卒業すると学士を取得することができます。
但し、あくまで高専の専攻科卒は「大卒同等」です。厳密には大卒ではないので、企業によっては大卒扱いとしないところもあるようです。就職する際は、募集要項で、大卒扱いかどうかを確認する必要があります。

もう一つの方法は、4年生大学に編入する事です。編入は大学3年生からになりますが(2年生からの大学もある)、編入して卒業する時は、まぎれもなく大卒となります。ですので就職する時は、きちんと大卒扱いとなります。

まとめますと、高専卒の就職率は、ほぼ100%だが、短大卒相当の扱いとなるので給料や出世のスピードに差がつく可能性があり、
それをカバーするには、専攻科に進むか大学に編入して学士の学位を取得する、という事になります。

高専入学後は、このような事を頭に入れながら、進学するか就職するかをよく考える事をおススメします。

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