高専過去問を実際に解いてみて
国立高専入試の対策としては、過去問を解くことが重要ですが、過去問を初めて解いた人は、あまりの難度に戸惑った人が多かったのではないでしょうか?
私の息子も初めての数学過去問の点数は100点満点中32点でした。息子はショッキングな点数をとって、結構凹んでいました。
あと、全然時間が足りないと嘆いてました。最後の問題は、解く時間が殆どなかったようです。
まぁ時間があったとしても、解くのはかなり難しい問題でしたので、点数はあまり変わらなかっただろうと思いますが。
国立高専の試験は、公立高校の試験と違い、癖がある
国立高専の入試は、公立高校入試と別物の試験と思ってください。
まず、問題の量、数がかなり多いので一つの問題に掛かり切っていると50分の制限時間内には、とても終わりません。
過去問を解く時は、きっちり時間を計って、問題の量に対するペース配分を身に付けなければなりません。
特に数学や理科は、すばやく解く解法を身につけなければ、時間オーバーで最後の問題まで解けなくなる可能性があります。
実践的解法を身につけるには
実際に過去問を解いて、答えあわせをしてみると、過去問の解説は正直分りにくいです。
上が教英出版、下が東京学参の解答と解説の抜粋です。
同じ問題の数学の解説ですが、どちらもあっさり書いています。
国語、英語、社会は、暗記物が多いのでこの位の解説でも勉強になりますが、数学と理科は、計算が伴う為、素早く解くための実践的な解法を身に着けるには、ちょっと物足りないです。
また、答え合わせして理解したつもりでも、もう一度同じ問題を解いてみても苦戦する人は、多いと思います。
過去問はあくまでも過去問であって、しっかり基礎を理解できていないと得点アップは厳しいです。
そこで数学と理科に関しては、こちらの解説DVDを購入しました。
↓令和5年度用最新版です↓
数学、理科共に11年間分の過去問の解説が収録されており、黒板やホワイトボードを使った説明ではなく実際に問題用紙に書き込んでいるところを撮影している為、実践的な解き方を学ぶのに非常に役に立ちます。
DVDを見まくって理解度を深めよう
息子には過去問を解いて採点した後、間違った問題の箇所を視聴させました。とにかく理解するまで何度でも視聴することをオススメします。
学校で習った解き方よりも簡単に素早く解ける実践的な解法が身につきます。
時間があったら、正解した問題の箇所もDVDで見るのも尚良いです。全体的な解くペースのタイムアップの助けになるでしょう。
息子には、自分の部屋で集中して視聴できるようにAamazonで卓上DVDプレーヤーを購入しました。視聴できれば良いので、余計な機能はなく安価なプレーヤーです。
リビングでDVD視聴しても問題ありませんが、どうしても、ながら見になってしまうので自分の勉強部屋の机で視聴したほうが集中して理解できるかと思います。
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まとめ
数学には、様々な解き方がありますが、DVDで動画で見ると、気付きがあり理解度も増します。理科も計算問題等は、動画を見ると理解度がかなり深まると思います。
試験時間は50分間と限られていますので、是非DVDを見て解答テクニックを磨きましょう!